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うつりかわり

 古めかしい天幕の奥で占い師は告げた。
「この若者は、一度勇者と呼ばれる身になるであろう」

 この物語は、1996年ころに構想し、2000年末ころから書き続けているものです。調子のいいときには、毎週水曜日に更新していました。悪いときには、季節に1回くらいの更新という時期もありました。
 人目の読者さんです(2001/07/14から)。
 メールマガジン版の配信しながら、2010年から連載再開です。


 物語の舞台は、バランガベルド大陸。 『風烟飃泛』と同じ世界を舞台に物語っていきます。

予告
第一篇 第一幕 占顔(せんがん)
 少女は前々から少年の顔に底知れぬものを感じていた。だからこそ一緒にいるのだ、と己に言い聞かせながら。
 ある日少女は考えた。少年の顔から何を感じるのか見極めたい、と。

占顔
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竜龕
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胎動
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波紋
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祝祭
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海神
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