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京都

 まずやってきたのは西本願寺。一番の見所らしい建物は、改築(修繕)中のため、見られません。

 左は、西本願寺のとある門です。幼稚園などの近くの由緒ある門です。確か、偉い人用の門だったかなぁ……(うろ覚え)

 メインの順路から外れていたせいか、他に人影も見られず、寂しいものでした。その静かさが、ようやく京の都に来たのだと思わせてくれます。

 

 次は、梅小路蒸気機関車館です。JR東日本の交通博物館よりもかなり新しい建物です。JR西日本のやる気を感じさせます。

 旧二条駅駅舎を使った入り口は、古都京都にふさわしいものです。大通りからは公園を挟んで、ちょっと離れています。それだけにますます静けさが強力です。

  SLスチーム号です。往復500mの蒸気機関車体験を楽しむことができます。

 写真を撮るために近づいたのはいいですが、汽笛の音が甲高いです。夜遅くまで飲んだ身には、少々手厳しいようでして。

 単線レールをバックして、それから前進でスタート地点に戻るのは、ちょっと微妙な感じです。

 御幸用の列車だったはず。そういうわけで、国旗や菊の御紋が飾られています。
 

 京都御所です。

 長州藩が歴史に名を残した「蛤御門」です。幕末に撃たれた際の弾痕が未だ残されています。弾痕に鼻を近づけるとほんのりと火薬の匂いがするようなしないような。

 

 護国神社です。側の山には、明治維新の立役者たちが葬られています。

 左が坂本竜馬、右が中岡慎太郎のお墓です。

 かなり荒れたあしもとで、ちょっと危ない坂道を上らないとここまでこれません。拝観料を集めているのならば、どうかなぁ、と思うのです。

 

 左は木戸孝允(桂小五郎)のお墓です。

 生き残った人は偉い、ということか、山の中で一番高い一角を占めています。

 とはいえ、ここまで登るのはなかなかに大変です。朝まで雨が降っていたので、地面は湿り滑りそうなうえに、段差は荒いし。

 そんな山の上からの遠景は素敵なものです。志士たちの見守ってくれる、この都はまだまだ安泰なことでしょう。

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